御挨拶
一般社団法人米子青年会議所の2021年度ホームページにようこそお越しくださいました。
また、平素より私共米子青年会議所の活動に対しましてご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症の猛威により、社会的にも経済的にも大きな影響を受け、私共米子青年会議所の活動においても様々な要因により思うような活動を行うことが難しい年でした。
本年、米子青年会議所は創立63年を迎えます。これまでの歴史と伝統、そして青年会議所活動に係わってくださいました全ての皆様に感謝の気持ちを持ちながら、新たな時代を創造する青年として、この様な時代だからこそ、私共米子青年会議所は変革を恐れず力強く運動を展開してまいります。
2021年度 理事長所信
1958年、14名の志高い先輩方から始まったこの米子青年会議所は、今年で63年目を迎えます。創立以来、連綿と受け継がれてきたこの地域に対するJAYCEEとしての想い、「明るい豊かな社会の実現」。目まぐるしく移り変わる社会や環境の中、我々の目指すVisionは変わることがありません。しかしこの地域で暮らし、この地域の未来について責任を負う私達だからこそ常に環境に適した運動、Missionを起こしていかなければなりません。
JCとは運動をする組織ではなく運動を起こす組織です。我々の活動は青年会議所内だけで完結するものではありません。常に地域社会と共に行動を起こさなければなりません。そのために必要となってくるものは、知恵と工夫と情熱です。これらを育むために策定した60周年運動指針「Empower You!」を力強く推し進めることにより、今目に見えている地域の課題だけでなく、これから発生し得る課題についても着目し、対処や改善をしていくために、青年会議所だけでなく多くの組織や人々と連携して大きな運動を起こしていきましょう。
世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は青年会議所活動の柱の一つである国際交流についても影を落としました。世界、国、地域社会の感染拡大防止の為、直接的な交流を行うことは慎重にならざるを得ません。しかし世界や社会が混迷を極めている今だからこそ魁の団体である我々は行動を起こさなければなりません。カトマンズJCや釜山東莱JCとの姉妹JC交流は締結当時の社会状況とはまったく異なっている現在があります。我々の定款で示される目的の第3条第3項を実現する為にも様々な手法を用い、これからの国際交流活動を発展させていきましょう。
我々が運動を展開していく為には、会員拡大は必要不可欠です。会発足時14名で始まった米子青年会議所は最大150名を超すメンバーを抱え、多くの意見や考えを集約し地域に根差した運動を展開してまいりました。一人でも多くの志の高い仲間を増やすことで、LOMの組織力・結束力向上、事業の質の向上に繋がります。毎年卒業するメンバーがいるように、新しい知恵と工夫と情熱を持ったメンバーを拡大していく事により、組織としての新陳代謝を活発にしていきましょう。その為にも会員一人一人が会員拡大に対しての意識を高く持ち活動していきましょう。
米子青年会議所は魁の団体です。この混沌とした社会を切り開くきっかけを起こす組織であるために、どこよりも率先して、誰よりも早く運動を起こしていきましょう。青年会議所は社会に不安が渦巻いているときにこそ活動を起こさなければなりません。その歩みを止めることは、これまでの先輩方の伝統や誇りを軽んじるだけでなく、JAYCEEとしての我々自身をも裏切ることとなってしまいます。どんな困難や問題があったとしても、志高く集まった我々ならば必ず道は切り拓けると信じています。そのためにもJC活動をしっかりと地域に伝播していきましょう。道を切り拓くきっかけ、一歩目を踏み出す事が出来るのは、魁たる我々であるという誇りを持って。
理事長 万木 良平