世の中にたくさんのルールがあるように、子供たちの遊び方にもいろいろなルールがあります。そして本来、遊び方のルールは遊ぶ子供たちが自分たちで作り上げていくものであると思います。
しかしながら、今の世の中はコンピューターゲームに象徴されるように、大人たちが作ったルールの遊びを多くの子供たちがそのルールに従って行っています。子供たちの独創性、柔軟性を養うことの出来ない仕組みになっています。

そのような時代背景の中、「遊びは文化である」の思いの元、２０００年度（社）米子青年会議所の青少年開発委員会はスタートをいたしました。
湊山公園で開催致しました、「みんな集まれ　復活　公園遊び」は昔ながらの遊び方を子供たちに伝えたい為に、行った事業のひとつであります。

そして今回発行いたします「ルールブック」は昔から引き継がれてきた様々な遊び方の基本的なルールを記載しております。
ここから先は、子供たちが新たなルールを決めてそして自分たちで作り上げてくれれば、幸いです。
子供たちの大きな歓声が各地の公園で聞こえることを心待ちにしてあとがきとさせていただきます。